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屋根は雨、風、日照などを防ぐのが目的であり、同時に外観の意匠も重要で実用性と装飾性の2つの役割があります。
建物の各箇所で最も条件が厳しいのが屋根ではないでしょうか?耐風、耐震、防水等様々な条件に耐えなければ大切な建物を痛めてしまうことになります。実用性の面では、屋根の形状そのものや、屋根材の選択を気象条件や法規、将来のメンテナンス等も考慮し、慎重に考える必要があるということです。
装飾性の面では、屋根材の種類も増え、ユーザー様のニーズも様々なことから、どの屋根材に関しても各メーカー色、形共に多種多様に揃えておりますで、建物、土地の風土とも合わせて選択するということになります。
なにはともあれ屋根は昔から雨露をしのぐといわれる通り建築の最低基本条件です。屋根をなくして建築はありえないということです。普段は、住む人の目から離れているため見過ごしがちですが、だからこそ屋根には注意を払ってくださいね。定期的な点検もお勧めします。






一般的に住宅屋根の形状は3つに分類されます。切妻屋根、寄棟屋根、入母屋屋根です。これらの形を組み合わせることによって複雑な形も出来ていきます。
それぞれに特徴があり以下の通りです。

・シンプルな屋根で施工性がよくコストダウンに繋がる
・複雑な箇所が少なく雨もれや破損の度合いが少ない



・各屋根面の境に棟が出来るため耐風力に優れる
・屋根だけでなく小屋組が強固である
・外観がどっしりとし高級感が増す



・和風住宅に多く見られ建物の美観を重視した形
・複雑な箇所が多く施工性が下がりコスト面では割高



最近では片流れ屋根やアーチ型が流行していますが、これも切妻屋根の1つです。
それぞれにそれぞれの特徴がありますので、条件に合うものを選ぶといいでしょう。








現在わが国で使用されている主な屋根葺材には、粘土瓦・セメント系瓦・スレート類や、銅板や長尺鉄板等の金属板、アスファルトシングルの類があります。この他、玄晶石に代表される粘板岩の天然スレート、茅や檜皮などの植物系のもの、採光のためのガラスやプラスチックの波板、高分子系のシートや塗布防水材等もあります。





最近では粘土瓦ですとF型瓦(平板瓦)、セメント系ですと化粧スレート(コロニアル葺き)、金属系ですと亜鉛メッキ板(ガルバリウム鋼板)の屋根材が流行しているようです。